お店に行っても、テレビの広告を見ていてもたくさん見かける「オシャレ着用洗剤」。
洗剤メーカー各社からいろんな商品が出ています。
・縮みやすいニット
・フワッとした素材感が大事な素材の衣類
・繊細なフリルやレースがついた洋服
など、クリーニングに出さなくても自宅で洗うことができるので、最近ではとても人気です。
でも、「普通の洗濯用洗剤」との違いは何でしょう?
今日は「おしゃれ着用洗剤」と「普通の洗濯用洗剤」の違いや最適な使い方。
たくさんの種類のある「オシャレ着用洗剤」のラインナップを紹介します。
<「オシャレ着用洗剤」の大きな特徴>
・繰り返し洗濯しても「色褪せ」「縮み」「ヨレ」が少ない
・洗い上がりがしっとり、なめらか
・「普通の洗濯用洗剤」より洗浄力が低い
・お値段が高め
新品のニットを利用して、洗い上がりのテストをすると、「普通の洗濯用洗剤」で洗ったニットは裾や袖がよれて縮み、洗濯機の摩擦で繊維が切れて抜けてしまった、というデータがあります。
一方で「オシャレ着用洗剤」で洗ったニットは、柔らかい風合いもそのままで、袖や裾のヨレも少なく仕上がったようです。
こうして比べてみたデータがあると、その違いがはっきり分かりますね。
洗浄力が、「普通の洗濯用洗剤」より低い「オシャレ着用洗剤」ですが、ついてしまったシミには原液を直接つけてから洗うと効果が高いそうです。
<「オシャレ着用洗剤」ラインナップ>
左から
LION 「アクロン」http://acron.lion.co.jp/products/
花王「エマール」http://www.kao.co.jp/emal/
P&G「ボールド」https://www.myrepi.com/tag/myrepi-bold-products-stylish
・海外製品の「オシャレ着用洗剤」
左から
エコベールデリケートウォッシュ(ベルギー)http://www.ecover.co.jp/ja/product/delicate-wash/
フェリチェアズーラ(イタリア)http://amedeco.co.jp/felceazzurra.html
パーウル(ドイツ)http://cbic-henkel.com/products/perwoll.html
各社とも、製品の特長があるようなので、お好みのものを見つけてくださいね。
「オシャレ着用洗剤」を使用するときは、洗濯絵表示を確認し、家庭で洗える物かどうかしっかりチェックをしてください。
洗剤の種類によって、使用できる洋服の素材が異なることがあるようです。
ご使用の際は、充分ご注意くださいね。
また、ネットに入れる、洗濯機のドライコースで洗う、干すときに型崩れしないように気を付けるなどの注意も必要です。
通常の洗濯物と分けて洗濯することなど、多少手間はかかりますが、「オシャレ着用洗剤」を正しく賢く利用し、お気に入りの洋服を長く大切に着用していきたいですね。
洗い方で迷ったら、どうぞ「洗濯のプロ:クリーニングのエブリ」にお任せください!
情報参照:花王マイカジ
・「裾の伸びやたるみは洗い方のせい!?ニットの仕上がりを保つ洗濯方法」
・「おしゃれ着用洗剤って普通の洗剤と何が違うの?」