なかなかご自宅で洗うのは難しい羽毛布団。
しっかり洗浄されていない羽毛布団の中には、ダニやハウスダストが残ってしまっている可能性もありアレルギーの原因になってしまいます。
さらに通常の水洗いでは羽の脂が失われ、ふんわり感や保温性も低下してしまいます。
ではクリーニング店ではどのように洗い、仕上げているのでしょう？
そこで今回は、羽毛布団のクリーニングを紹介いたします。
まずは、1点1点手作業で前処理剤を吹きかけます。
そして洗濯機に入れていきます。
２～3点の羽毛布団を洗濯機いっぱいに入れます。
あえていっぱいに入れることで温水が浸透しやすくなり、また片寄りを防ぐことができます。
平滑剤・洗剤・仕上げの加脂剤をセットします。
平滑材は繊維を滑らかにし、破れや擦れを強力に防止する効果があります。
さらに温水や洗剤が中まで浸透するように、洗剤には浸透剤が配合されています。
仕上げの加脂剤は布団の中の羽毛に脂を補てんする役割を担っています。
羽毛をふんわりさせ保温効果を保つ事もできる、羽毛布団クリーニングにとって大事な役割のある助剤です。
洗浄スタート！
羽毛布団は40℃の温水で洗います。
温水で洗うことで、洗浄効果を上げるのです。
洗浄が完了したら、1度干します。
その後、回転式の乾燥機でたたきながらしっかりと空気を入れると、ふんわりとした保温効果のある仕上がりになります。
デリケートな羽毛布団は、このように通常とは違う特殊な助剤を使用しながら丁寧に仕上げています。
「羽が寄れたり、乾燥がうまくできなかったらどうしよう」
と、洗濯を諦めていた方も、ぜひエブリの羽毛布団クリーニングをお試しください。
羽毛のふんわり感や保温性のある羽毛布団で、快適な冬の夜を過ごしましょう^^