1月も中旬になりました。
毎日、風も強くとても寒いですね。
暖かいコートやセーターが必須です。
年末や、年始のかけて、どのショップでも冬物のセールでにぎわっています。
でも、1月中旬くらいから始まる『クリアランスセール』が1番割引率が高く、お得に購入できるセール時期ってご存知でしたか?
「そうなんだ!じゃぁ来年の冬に備えてたくさん買っておこう!」
その前に、購入する衣類の素材について、ちょっと意識しながらお買い物をしてみるのはいかがでしょう?
今日は、冬物の衣類によく使われている【ウール】と【アクリル】の違いをご紹介します。
見た目が似ているこの2つの素材。
しかし、使用した感じや、洗濯、保存するときの注意点が大きく違います。
【ウール】
言わずもがな、主に羊の毛で作られた天然素材です。
・暖かい
・水分をはじく傾向があり汚れにくい
・反面、湿気をよく吸ってくれるので着ていてさわやか
・しわになりづらい
デメリット
・毛玉になりやすい
・水分を多く含むと縮む
・湿気でカビやすい
・衣類を食べる虫が大好き
【アクリル】
人工的に作られた合成繊維です。ウールに近づけるために改良された繊維なので、ニットによく使われています。
メリット
・軽い
・ウールに比べて価格が安い
・乾きやすい
・カビや、虫食いに強い
デメリット
・静電気がおきやすい
・吸水性が悪く、着ていて蒸れる
・汚れやすい
・毛玉になりやすい
2つの繊維の特徴を比べてみると、ウールは着心地が良い反面、洗濯や保管に注意が必要。
アクリルは、洗濯や保管が楽で購入しやすい反面、着心地はウールのほうに軍配があがりそうです。
○買って、1日しか着てないのに毛玉がすごくついてしまった
○洗濯を1度しただけで、縮んでしまった
○この服を着ていると、静電気でバチバチ痛い
○しまっておいたら虫食いの穴が!
誰でも、こんな経験が1度はあるのではないでしょうか?
それはニットを構成する繊維の特徴によるものです。
今日は冬物衣類の代表素材【ウール】と【アクリル】の特徴だけをご紹介しましたが
最近では、いろんな繊維をうまく合成して、着心地やその後の洗濯保管もしやすく改良された衣類も多く生産されています。
今後のセールでセーターやコートを購入する際は、お値段や割引率ばかりではなく、洋服の裏を返して、繊維の構成比率や、洗濯絵表示をチェックしておくと、よりお買い得な買い物になるかもしれません。
そして、ご自宅での洗濯が不安なニットやコートは、クリーニングのエブリにおまかせください。
スタッフが誠意をもって対応させていただきます。
またシーズン物衣類の保管サービスもございますので、ぜひご利用くださいね^^
情報参照:ファブリック専門店 株式会社大塚屋 <繊維の知識>より