ドライとの違いは?「ウェットクリーニング」

前回は、「ドライクリーニング」がどのようなものか、改めてご案内しました。

  →4月4日記事「今さら聞けないドライクリーニング」

 

今日はクリーニングのエブリでも、常に研究開発をすすめている

「ウェットクリーニング」についてご案内いたします。

「ウェットクリーニング」とは?

・水による作用で色落ちの心配のある衣類

・水や、機械の力の影響を受け、縮みやすく、風合いの変化や型崩れの不安がある衣類

 

このような衣類を[]を洗浄液として洗う方法です。

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本来、このようなリスクを受けずに洗う方法として、ドライクリーニングが行われています。

 

しかしドライクリーニングは、油汚れには効果を発揮するものの、汗などの水溶性の汚れは落ちづらいという面があります。

 

例えば、

・ウール素材で、ジュースなど飲食物の汚れがついてしまったセーター

・長く着用して汚れが目立ち、汗でゴワゴワしてきたウール素材のスーツ

・シルク素材で、汗じみがついているブラウス

などは、ウェットクリーニングのほうが、さっぱりした仕上がりになります。

 

 仕上がり確認する様子

 

ただ、ウェットクリーニングは、本来ドライクリーニングを行う衣類を水で洗うため、しっかりした技術と知識が必要になります。

 

ひとくちにウェットクリーニングといっても、衣類の素材や構造、汚れの具合によって、

・洗浄温度や時間

・使用する洗剤

・乾燥方法

・仕上げの方法や温度

を変えていく必要があるからです。

 

そして、各クリーニング店の設備や、ウェットクリーニングに対する知識、研究度合いの違いで、仕上がりに差が出てくるのもウェットクリーニングの特徴です。

 

クリーニングのエブリでは、

前処理を丁寧に行い、もみとたたき作業を極力減らすことで、衣類の風合いの変化や、型崩れを最小限にとどめる

素材によって、機械の設定を変え洗い方を調整する

 

このようなことに注意してウェットクリーニング作業を行うことにより、手洗いのような仕上がりをめざしています。

 

ぜひクリーニングのエブリが行う、「ウェットクリーニング」をご利用ください^^