前回は、「ドライクリーニング」がどのようなものか、改めてご案内しました。
今日はクリーニングのエブリでも、常に研究開発をすすめている
「ウェットクリーニング」についてご案内いたします。
「ウェットクリーニング」とは?
・水による作用で色落ちの心配のある衣類
・水や、機械の力の影響を受け、縮みやすく、風合いの変化や型崩れの不安がある衣類
このような衣類を[水]を洗浄液として洗う方法です。
本来、このようなリスクを受けずに洗う方法として、ドライクリーニングが行われています。
しかしドライクリーニングは、油汚れには効果を発揮するものの、汗などの水溶性の汚れは落ちづらいという面があります。
例えば、
・ウール素材で、ジュースなど飲食物の汚れがついてしまったセーター
・長く着用して汚れが目立ち、汗でゴワゴワしてきたウール素材のスーツ
・シルク素材で、汗じみがついているブラウス
などは、ウェットクリーニングのほうが、さっぱりした仕上がりになります。
ただ、ウェットクリーニングは、本来ドライクリーニングを行う衣類を水で洗うため、しっかりした技術と知識が必要になります。
ひとくちにウェットクリーニングといっても、衣類の素材や構造、汚れの具合によって、
・洗浄温度や時間
・使用する洗剤
・乾燥方法
・仕上げの方法や温度
を変えていく必要があるからです。
そして、各クリーニング店の設備や、ウェットクリーニングに対する知識、研究度合いの違いで、仕上がりに差が出てくるのもウェットクリーニングの特徴です。
クリーニングのエブリでは、
●前処理を丁寧に行い、もみとたたき作業を極力減らすことで、衣類の風合いの変化や、型崩れを最小限にとどめる
●素材によって、機械の設定を変え洗い方を調整する
このようなことに注意してウェットクリーニング作業を行うことにより、手洗いのような仕上がりをめざしています。
ぜひクリーニングのエブリが行う、「ウェットクリーニング」をご利用ください^^