ワイシャツやブラウスに袖を通すとき、新品のように細かいところまでピシッとしわが伸びていると、本当に気持ちがいいですよね。
クリーニング後のシャツやスーツに、そんな気持ちのよさを感じていただけたら嬉しいことです。
今回は、クリーニング工場のアイロンについて、ご紹介します。
「おうちでのアイロンがけと、何が違うの?」
興味のある方、ぜひご覧ください^^
ひとことで言うと、クリーニング店で行うプロのアイロンは、性能とテクニックが違います!
一般的に、ご家庭で使用されるアイロンは、180度から210度くらいまでの熱で行います。
一方、クリーニング店で行うプロのアイロンは、120度から130度までの蒸気で行います。
機械の鉄板が熱くなるわけではなく、蒸気で仕上げるので、衣類を焦がしてしまう心配はありません。
低温で仕上げるので、通常150度から160度で溶けてしまう、ポリエステル製の衣類にもアイロンがけを行うことができます。
ピシッと仕上げたいワイシャツは、プレス機で一気に仕上げます。
プレス機では難しい細かい箇所は、手作業で丁寧に伸ばします。
立体的なシルエットが大切なジャケットは、人体型仕上げ機で、立体のまま蒸気でアイロンをかけます。
襟の折り返しラインや、袖口は手作業で丁寧に仕上げます。
このように、プロのアイロンは衣類の素材や形状、お客様の好みに合わせて1着1着丁寧に仕上げていきます。
そのための機械や器具も充実のラインナップ。
ぜひプロのアイロンの性能とテクニックを体感ください!