おしゃれ小物のお手入れ指南②~手袋~

グッと寒くなった11月後半、真冬の装いでお出かけの方も、多く見られるようになりました。
寒い朝の出勤や、お子様と公園へのお出かけなど、冬の毎日に欠かせない“手袋”。

 

 

汚さないよう気をつけているつもりでも、飲み物を飲んだり手すりにつかまったりと、色んな所を触るため汚れが付きやすいアイテムです。
しかし汚れが気になっても、
「ファーが付いているから洗って良いのか分からない」
「ウールでできているけど洗っても大丈夫?」
と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

 

 

そこで今回は、手袋のお手入れ方法を素材別で紹介いたします。

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【どの素材でも共通の基本!】
まずは、洗濯の絵表示を確認しましょう。
「水洗い不可」の絵表示が付いていないか必ずチェックしましょう。
付いているものは水洗いをしてはいけませんので、クリーニングに出してくださいね^^

 

 

【ウール手袋】
■下処理
指先など汚れが目立つ箇所に、おしゃれ着用中性洗剤の原液を付け、なじませておきます。
■洗い方
(1)洗濯桶に30度以下の水を入れ、おしゃれ着用中性洗剤を入れ混ぜます。
(2)手袋を浸し、やさしく20~30回、押し洗いをします。
(3)15~30秒脱水します。
(4)水を張りかえて、押し洗いと同じ要領で2回すすぎます。
(5)タオルで挟んでポンポンとたたき、水気をとります。
(6)日陰で平干しします。

 

 

【革手袋】
皮手袋も表面加工がしてあれば、中性洗剤で洗うことができます。
■洗う前に
(1)表面加工がされているかを確認します。
目立たないところに水を数滴垂らしてみましょう。
表面で水滴がはじけばOKです。
(2)色落ちしないか確認します。
表から見えない部分をこすって色落ちしないか確認しましょう。
■洗い方
(1)水で薄めた中性洗剤をやわらかい布をにつけて固く絞ります。
(2)革の表面を拭きます。
(3)きれいな水を含ませて固く絞った布で何度か拭き、洗剤成分をしっかり取り除きます。
(4)乾いたやわらかい布で、水分を拭き取ります。
(5)陰干しをしてしっかり乾かします。
■ツヤを戻したい時は…
ミンクオイルを薄くのばして、から拭きしましょう。

 

 

【スエード手袋】
スエードは水で洗うことできません。
日常的に、スエードブラシか固いナイロンブラシで毛並に沿ってブラッシングをすることで、汚れの蓄積を防ぎましょう。
また、専用クリーナーも販売されていますので、汚れが気になったら使ってみてください^^

 

 

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いかがでしょうか。
自分ではもちろん、人からも目につきやすい手袋の汚れ。
毎日使う方も多く、洗うタイミングが難しいかもしれませんが、通勤用と休日用に分けるなどして、上手にお手入れできるといいですね^^

情報参照:花王マイカジ「素材別手袋お手入れ方法」https://mykaji.kao.com/4928/?cmd=detail