新・洗濯絵表示徹底解説⑥ ~干し方について~

シリーズでお伝えしている洗濯絵表示徹底解説。

最終回の今日は『干し方』についての洗濯絵表示です。

 

水洗いができるかどうか、タンブル乾燥ができるかどうか、漂白剤を使用してもいいのか、などは気にしている方も多いかと思います。

しかし、洗濯の最終段階『干し方』も、衣類に合った方法で処理をしないと、大切な衣類を痛めてしまうことになりかねません。
『干し方』の新しい洗濯絵表示は、ちょっとした覚え方のコツをつかんでしまえば、すぐに頭に入ってしまうもの。

ぜひ、これからのお洗濯に役立ててください^^

 

部屋干し (3)
【干し方の洗濯絵表示】
●2016年11月までの旧記号

干し方 旧
●現在の洗濯絵表示

干し方新
従来の洗濯絵表示は、洋服の形をしていて、干し方のイメージがしやすかったのですが

新しい洗濯絵表示は、四角の中に棒が入ってる形になりました。

マークだけ見ても、その意味を想像しづらいですよね。

 

それぞれの絵表示が示す意味は以下の通りです。
左から

・脱水後つり干し乾燥が良い

・脱水後日陰でのつり干し乾燥が良い

・脱水後平干し乾燥が良い

・脱水後日陰でのつり干し乾燥が良い

 

従来の干し方を示す、洗濯絵表示は4つだったのですが、現在はもう4種類増えています。

 

新しく追加された絵表示はコチラです。

干し方新②

 

左から

・ぬれつり干し乾燥が良い

・日陰でのぬれつり干し乾燥が良い

・ぬれ平干し乾燥が良い

・日陰でのぬれ平干し乾燥が良い

 

「ぬれつり干し」「ぬれ平干し」という、従来になかった指示の絵表示が誕生しました。
この表示があった場合、洗濯機による脱水や、手でねじり絞りをしないで干すという意味を示します。

 

新しい記号が増え、全て「線」で表現されているため、覚えるまで大変ですね。
●縦線「│」…つり干し
●横線「-」…平干し
●斜線「/」…陰干し
●線2本………ぬれ干し
この基本の4種類を頭に入れておくのがコツです。

コツさえつかんでしまえば、そんなに難しくはないと思います。

ぜひ今後の洗濯の参考になさってください^^

 

いかがでしょうか?

全6回にわたり、「新・洗濯の絵表示」を紹介してきました。

 

絵表示が変更されてしばらく経ちますが、変更されたのをご存知なかった方も多いようです。
「新しい絵表示がイマイチ理解できなくて…」
そんな時は、ぜひクリーニングのエブリへご相談ください!

 
新・洗濯絵表示徹底解説

①基本記号について https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180906

②水洗いについて https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180911

③漂白と絞り方 https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180913

④アイロンのかけ方 https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180918

⑤ドライクリーニングについて https://www.cleaning-every.jp/archives/blog/20180920

 

情報参照:消費者庁 新しい洗濯絵表示

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/laundry_symbols.html