今年は1月14日が「成人の日」です。
浜松市では、成人式が13日に行われる地域が多いようです。
新成人の皆さま、おめでとうございます。
そして、
この日まで立派にお子さまを育て上げてこられたご両親の皆さま、おめでとうございます。
私も、かなり前のことですが
祖父母が買ってくれた振袖を着て成人式に参加した日のことを思い出します。
レンタルが豊富な今の時代で
自前の着物を成人式で着る方も減ってきていると思いますが、
いつか娘に着てもらえる日を楽しみにするのもいいものです。
街では、美しい晴着や、ビシッとスーツを着た新成人の皆さんを多く見かけました。
最近では、女性だけでなく、男性も紋付袴を着る方も増えているようですね。
中には、「着物を着るのは七五三のお祝い以来です。」
という方もいらっしゃったのではないでしょうか。
慣れない着物を着て、1日過ごすのは大変ですよね。
帰宅して、着物を脱いで、深呼吸されたことと思います。
さて、そのお着物、どう保管されていますか?
着物は、着た後の処理が大事です。
「1日だけしか着ていないから、そんなに汚れていないでしょ?」
と思っても、裾、裏地、袖のたもと、袖口、襟元などは、小さな泥はねや、皮脂汚れがついています。
そして冬場でも身体は意外に多くの汗をかいているので、着物も汗を吸っています。
これをそのままにしてしまうと、シミになって汚れが浮き出てきます。
また、着物の代表的な素材の絹は、
擦れたり、縮んだり、カビが生えたり、というトラブルが起きやすいデリケートな素材。
衣類につく虫にとって絹は「ごちそう」なんです。
虫がついて、大事な着物に穴が開いてしまった!なんてことにもなりかねません。
着物を着た後は、湿気を取るためにハンガーにかけ、その後ブラッシングで大まかな汚れを取るようにしてください。
そして、タンスにしまう前に早めにクリーニングへ。
こうすることで、何年先もキレイな状態で着物を着ることができますよ。
成人式だけでなく、
新年は着物を着る機会も多い月です。
初詣や挨拶回りで着た方も多いのではないでしょうか?
着物を着ると気持ちがシャンとして1年の始まりにはピッタリだと思います。
クリーニングのエブリでは、もちろん着物のクリーニングも承っています。
クリーニングに出す際に、すでにわかっている汗ジミや、泥はね汚れがある場合はぜひ店頭でご相談ください。
私たち、クリーニングのプロがご納得いただけるよう対応いたします。
ぜひ、着物クリーニングもクリーニングのエブリをご利用くださいね。