型崩れしない!帽子やキャップの洗い方

秋といえば、運動会や遠足、レジャーが多い季節ですね。
10月に入り涼しい日も増えてきましたが、日中はまだまだ日差しの強い日が続いています。
そんな時に活躍するのが帽子やキャップ。
汚れが気になっても、「型崩れがこわい」「洗い方が分からない」などの理由で、洗うのをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、「型崩れしない帽子やキャップの洗い方」を紹介いたします。

 
■まずは洗濯の基本「取扱い絵表示の確認」
下の絵のような「洗濯不可」のマークがある場合はご家庭で洗うことができません。
型崩れなど、取り返しのつかないことになってしまう可能性もありますので、しっかり確認しましょう。

icon06

 
■装飾品を外す
帽子の本体と違う素材のワッペンやリボンがついている場合は、外しておきましょう。

 

 

■部分汚れの処理
肌と触れる部分の汗や皮脂の汚れや、外側の泥汚れなど、部分的な汚れが気になる時は、洗濯前に処理をしておきます。
部分洗い用洗剤をスプレーしておくか、使用する液体洗剤の原液を塗布しておきましょう。
またがんこな汚れには、固形石鹸をつけて、歯ブラシなどで一定の方向にこすり、すすいでください。
一度で落ちない場合は何度かくりかえしてみましょう。

 

 

■洗剤の準備
洗面器にぬるま湯(30℃くらい)を張り、おしゃれ着用の中性洗剤を入れます。
取扱い絵表示に「中性」の表示がないものは、一般衣料用洗剤(蛍光剤配合)が使用できます。

 

 

■洗う
洗濯液に帽子を入れ、優しく押し洗いをします。
型崩れが気になる場合は、ザルに帽子をかぶせ、洗濯ブラシやスポンジで洗うのがおススメです。
帽子の内側の見えないところにも汚れがたまっていますので、ブラシでこすって洗いましょう。

IMG_8703
■すすぐ
洗濯液を捨て、新しいぬるま湯に変えて押し洗いをします。
ここでも型崩れが気になる場合は、ザルにかぶせたままで行います。
2~3回繰り返し、帽子にしみ込んだ洗剤をしっかり取り除きましょう。

 

 

■水気を取る
大きめのタオルで帽子を包み、ポンポンをたたきながら水分を吸収します。

IMG_8725

 
■乾燥
ザルにかぶせて、風通しの良い日陰で干しましょう。

IMG_8699

 

 

【ひどい汚れの応急処置】
「部分的についてしまった汚れだけを、なんとかしたい!」
そんな時は、市販のベンジンを使います。
ベンジンをタオルにつけて汚れた部分を叩き、タオルに移します。
汚れが取れたら、水で濡らしたタオルで拭き取りましょう。
日陰でしっかりと乾かしてから、使用または収納してくださいね。

 
しかし、どんなに丁寧に手洗いをしても、トラブルが起きてしまう可能性もあります。
絶対に失敗したくない場合は、エブリのクリーニングにお任せください^^

 

d5e2585c81b4edac1fbeecc5fe0ce0f3_s

デリケートなものが多い帽子やキャップ。
なるべく洗う回数を減らして長持ちさせるためには、日常のお手入れが大切です。
使用後はブラシでホコリを掻き出したり、除菌・消臭スプレーをかけておくなど、汚れをためないことが帽子を長く使うコツです。