衣類の保管 湿気対策

梅雨入りとともに、ジメっとした湿気の多い日が続いています。

気温が高くなると、それだけ空気の中に含まれる水分の量が多くなります。

湿度計で、同じパーセンテージの数字でも、気温の低いときと、気温の高いときでは、空気中に含まれる水分の量は、気温の高いときの方が多いんですよ。

 

こんな時期は、クローゼットや押入れの中の湿度管理にも注意したいところです。

収納してあった洋服に、カビが生えていたり、黄変などの変色した経験はありませんか?

これは、収納場所の湿度対策で予防することができます。

今日は、クローゼットや押入れ、収納ボックス内の、湿度対策方法についてご紹介します。

 

クローゼット (3)

 
●収納場所の空気の循環に気を付けましょう

まず衣類を収納場所にしまう前に、その場所やボックス自体をしっかり乾燥させましょう。

しっかり衣類を乾燥させておいても、クローゼットや押入れ、収納ボックスの中が湿気でいっぱいだと、湿気の中に衣類を収納することになります。
また、衣類と衣類の間にすき間がないくらい、洋服を収納していると、空気が滞留し、湿気が溜まりやすくなります。

 

ウォークインクローゼット

 

収納物の間を風が通るように、間隔をあけて収納するようにしましょう。
衣替えは、良く晴れた日に行うようにし、ふだんから収納場所の空気の入れ替えを行うように、ドアや蓋を開ける日を作るといいそうです。
乾燥剤や除湿剤は、収納場所の角など、空気が滞りやすい場所に置くと効果的です。

 

●除湿剤の種類にはどんなものがあるの?
・塩化カルシウム

タンクタイプ、クローゼットにつり下げるタイプ、シートタイプと様々なタイプがあります。

除湿剤の中で、一番一般的なのが塩化カルシウムです。

自身の重量の3~4倍の湿度を吸収できます。

開閉の少ない場所や、密閉された空間で効果を発揮します。

 

 

・シリカゲル

湿気の、吸湿、放湿両方を行い、その空間の湿度を適度に調節してくれるのがシリカゲル。

シリカゲルA型は、食品や、カメラ機材ボックスの吸湿などに使われます。

低湿度な空間の吸湿に優れているのがシリカゲルA型。

 

一方のシリカゲルB型は高湿度な空間にも使えます。

吸湿効果がなくなると、B型は、天日干しすると吸湿効果が復活し、再利用できるのが特徴です。

しかし、シリカゲル自身の重量を超える分の吸湿はできません。

シリカゲルB型は、家庭用の除湿剤の製品にも使われています。

靴やバッグなど、小さいものの中にシリカゲルを入れ、アイテムごとに湿気対策を行う方法がおススメです。

 

目的や使用場所に合わせて除湿剤を使い分けるといいですね。

 
●除湿剤の上手な使い方

除湿剤もタンク型、吊り下げ型、シートタイプと様々あります。

置く場所をちょっと工夫するだけで、それぞれを効果的に活用することができます。

 
・タンクタイプ

湿気は空気より重いので、下に溜まりやすくなります。

タンクタイプの除湿剤を置く場合は、その場所の一番下、空気が滞留しやすい四隅に置くと効果的です。

 
・吊り下げ型

ハンガーに掛けて衣類を収納するクローゼット向けです。

衣類の中でも、特に綿やウールなどの天然素材は、水分を多く含んでいるため、クローゼット内は湿気がこもりやすい場所なんですよ。

吊り下げ型の除湿剤を、衣類と衣類の間に掛け、またタンクタイプの除湿剤をクローゼット内の隅に置く、併用使いが効果的です。

 
・シートタイプ

引き出しや、衣装ボックスに一緒に入れて使用できます。

吸湿面の上がふさがれてしまうと効果が下がるので、衣装ケースの衣類の一番上に置くようにしてください。

 

 

”除湿剤”はいろんな会社から様々な製品が出ています。

だいたいどれも使用目安は3ヵ月~4ヵ月ほど。

湿気の量によっては、それよりも早い段階で取り換え時期になるそうです。

 
収納スペースの換気を行うときに、除湿剤も一緒にチェックするようにして、湿度管理を行うといいですね。

 

タンスの中

 

今日ご紹介した方法で、衣類の黄変やカビの発生を防ぎ、大切な衣類を守りましょう!

 
情報参照:エステー 季節のくらし http://www.st-c.co.jp/plus/season/2013_04/03.html